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日本の精神医療を変えるために ~IN 東京~

投稿日:2008/03/07

昨晩急遽夜行バスに乗り、今朝7時に東京へ・・・

ここをクリックしてから読んでね。
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日常、看護師として働いていて、

「これはおかしい」
「なぜこれはこうしないのか」

と思うことは日常茶飯事だろう。
そういう気持ちを持ちながらも、日頃のルーティーン業務の中で

「やりたいことがあれば上に立て」(変えたければ出世しろ)

などとドラマでよく聞く台詞を自分なりに当てはめて納得させる言葉を見つけ出し、妥協するようになってしまった人も少なくないだろう。
この言葉は、方法論の一つとしては決して間違っていないが、物事を変えるときにはいろいろな側面からアプローチできるということを知ってほしい。

職場で自己主張ばかりをすることがすべてではない。アサーティブコミュニケーションはその辺りでは要。しかし、状況によっては強烈な自己主張も必要。日本社会では自己主張は忌み嫌われる傾向にあるが、自分を育てるうえでも、周りを刺激する上でも無視できない手法である。

そして、我々が起こしたNPO法人泉州精神看護研究会

これも、物事を変える、つまり私たちの目標である日本の精神医療を変えるための手法でもある。

今朝、大阪から夜行バスで急遽東京に来たわけだが、私がこうして東京に来て人脈を介して話し合いをする事も日本の医療を帰るための一手法だろう。

それを単純に

「変えたければ出世しろ」

という言葉でくくってしまうと何も変わらない。

ひとつの病院で出世するまでこつこつと働き、15年後にようやく病棟師長になれたとしても、変えられるのはおおかた病院の一部のみ。そこから這い上がって地域の医療を変えたり、日本の医療を変えることができたなら、その人は出世だけに依存せず、かならず違うアプローチをしている。(もちろん、ひとつの職場でこつこつと管理職をされている人には人の役割があり、医療に貢献していることは言うまでもない。)

そして、必ず人との出会いがそのきっかけとなる。
・自ら動き
・色々な人と協力し
・色々な人に助けられ
・色々な人に刺激され
・色々な人と議論し
・自らが最終的な判断をする

物事を変えるには、人との出会いは切り離せない。“人を見抜く目”、も大事になってくるが決して己の目を過信してはいけない。

また、何かのTOPに立つものは抜群の行動力も必要になってくる。回転の速い思考と、素早い方向転換ができる柔軟性も、である。

職場で様々な葛藤に晒されているとしたならば、別方面からのアプローチをしながらでも自らの勤務している職場でのじっくりとその機会を待てばいい。
歴史に残る名場面、徳川織田軍勢による鉄砲隊が武田の騎馬をぎりぎりまで引き寄せて一気に射撃したのと同様、時期が来れば一気に行動する。


我々が行おうとしていることは、
※結果的に「上に立っていた」(卑下する意味ではなく)
ことになるのであって、

※「上に立ってから変える」
のではない。

※「上を目指しながら変えていく」
このような意識が必要なのではないだろうか。少なくとも私はそのように考えている。







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口座名義 特定非営利活動法人 泉州精神看護研究会 
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